Award History of "Brightness of Suffering"
Best Sound Design

2022 January
HONOURABLE MENTION
 
Best Photography
Best Original Soundtrack


結果的に、戦争開始直前のロシアでダブル入賞という
「自慢できない代表作」となってしまった本作。
(応募プロセスは「FilmFreeway.com」による)
田舎の人間不信の青年が孤独に撮り溜め、
オリジナル音楽に合わせて鬱々と写真のページをめくるだけ、
というただそれだけの、とくにテーマや物語があるわけではない、
鬱々とした超プライベートな個人制作の映像作品。
「個人的な理想を突き詰めると、急に世界やユニバーサルにバーン
と開けることがある」とは誰かの言葉だが、
その言葉通り、いきなり国境を飛び越えて、今となっては
世界的に悪名高いロシアに選ばれることになった。
僕は「海外だけじゃなくて、国内にも出品したら?」と言われるが、
僕はこの作品を国内のコンペ「DigiCon6 ASIA」にも
出してみようと思う。

真の世界平和と言うのなら、のけもの、仲間はずれの国があってはいけない。
あらゆる国が仲良くできるレベルであってこそ、本物の世界平和だろう。
世界平和は実現されたけど、「あの国」は別です。
そんなのは世界平和とは言わない。またすぐに歪んでしまうだろう。
一方的で無配慮な経済制裁によるロシア市民の極度の貧困はまったく報道されない。
ロシア市民がロシア政府に洗脳されている事実も報道されない。
政府に騙されて、苦しむロシア在住市民をただ悪者にして、
見せかけの世界平和を実現しようというのか。

ロシアでW入賞した映像作品を
日本とアジアのコンペ、デジコン6アジアにも送り出す意図。
それは、ロシアとアジアの日本の間に
純粋なアートによる架け橋を架けようという試みに他ならない。

親愛なる審査員よ、大いに悩むがいい。
あなたは映像の応募の意図を知ってしまった。
十分にクオリティは高く、権利も問題ない。
他での世界的実績もある。
もしあえて「はずす」としたらそれは、
「とりあえず真実にフタをしておこう、めんどうだから」
という審査員の「逃げ」に他ならない。

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マルチメディアクリエイターのTSUYOSHI NAKAMURAが
総製作期間18年間を費やし完成させた
「代表作としての映像作品」
今まで作ってきた、撮りためた風景写真を用いての
スライドショー映像の最終エディションにして決定版となります。


人が生きていくうえで、
つい忘れがちなことを伝えるよ

僕はこの人生で、何度か確実に死にかけている

そういう時に思うのは、味わう感情は

「あぁ、生きていたい」
「生きていたいなぁ」
「死にたくないなぁ」
「生きていられたらなぁ」

「ただ、生きてさえいられたらなぁ」
「それだけで、いいのになぁ
俺は人生に高望みしすぎていたなぁ」

そして、大粒の涙がとめどなくあふれる。

そんな感情が、人生経験が、映像作品のエッセンスとして
ふんだんに練り込まれ、結晶化している。
世の中広しといえども、そんな死生観を体現した作品は稀だ。

僕はこれからも、生きているありがたみを
ひたすらに感じて、傲慢になったりせず、
欲深くなることもせず、

ただここに生きている尊さ、ありがたさを
しっかり感じて、命を大切に生きていく。

激しい人生の中で、桜のように
散っていった家族と恋人。

僕はその人たちが過去、生きていたという
「残った証」だ。

僕は生きる。
生きていく尊さを、
人に伝えるために。



2022年2月23日、VAIO Pro 11-inch Silver, MX LINUX Freja-Tune Editionより投稿